「発生主義」と「現金主義」

西山 仁胤 2012年01月23日(月)
21:52:34
投稿者:西山 仁胤

会計には「発生主義」と「現金主義」という二つの考え方があります。

これについても、架空の讃岐うどん店「どかべん香川」で解説しましょう。

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1.毎週金曜日の夜に必ずうどんを食べにくる、景浦さんという常連客がいます。

2.ある金曜日、景浦さんが店にやってきて、以下の注文をしました。

  • かけうどん 250円
  • かき揚げ 150円
  • 瓶ビール2本 600円
  • 合計 1,000円

3.食べ終わって会計をしようとしたところ、景浦さんは財布を家に忘れてきたことに気付きました。

4.店主の香川さんは、
「常連さんですし、来週、来られた時に一緒に払ってもらえればよいですよ」
と言いました。景浦さんは恐縮しながら帰って行きました。

5.1週間後の金曜日、景浦さんは店にやってきて、約束通り、先週金曜日に支払えなかった1,000円を支払いました。

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『発生主義』の考え方だと、
【4.財布を忘れた景浦さんが、来週払うと約束した】
という時点で、【売上が成立した】と考えます。
しかし、実際に現金は入っていません。

『現金主義』の考え方だと、
【5.実際に景浦さんが1,000円支払った】
という時点で、【売上が成立した】と考えます。

次回は、このお話を踏まえた上で、
『黒字倒産』
について、ご説明させていただきます。